ISIS on Linux

このページの内容は古い版のISISに基づいています。近日中に大幅に改定される予定です。

まだβ版ではありますが、Linux上で動くISISが公開されています。一応、自宅のマシンで動作することを確認いたしました。
動作が確認できたLinuxのシステム用件は次の通りです。ハードウェアについて詳しくはこちらを参照して下さい。大抵のAT互換機であればハードウェアとしての動作用件は満たされているはずです。
ハードウェア
Gateway 2000 P5-133
Linuxのパッケージ
Red Hat Linux 4.2
Linuxのカーネルバージョン
2.0.30
共有Cライブラリのバージョン
5.4.46

もっとも問題になるのは、共有Cライブラリとカーネルのバージョンだと思います。配布ドキュメントにもありますが、このバージョンが5.4.13以上でなければ、ISISの解析プログラムが走りません。
このため、次の点に気をつけて下さい。
カーネルのバージョンアップ
2.0.30以下のカーネルの場合には、カーネルソースをネットワーク経由などで入手し、インストールすればよいことになります。最新のカーネルバージョンは(98年7月現在)2.0.35です。
カーネルのバージョンアップの方法などは、Linux関係のドキュメントまたは参考資料などをご覧ください。最初は多少「試行錯誤」が必要になると思いますので、くれぐれも慎重に行って下さい。
共有Cライブラリのバージョンアップ
お使いの共有Cライブラリのバージョンを知るためには、Linuxのコマンドプロンプトで次のようにします。
  % dir /usr/lib/libc.so.*
ここで、libc.so.5.4.10などといったファイル名が表示されていた場合には、古い(というか、ISISが使えない)ライブラリを使用している可能性があります。ネットワーク経由でなるべく新しい共有ライブラリを入手して下さい。最新のバージョンは、(98年7月末現在で)5.4.46です。
ライブラリを入手したら、それを/usr以下で展開します。それが終わったら、ldconfigコマンドを実行して、新しい共有ライブラリを有効にします。
  # ldconfig /usr/lib
なお、共有ライブラリは、例えば次のサイトからダウンロードできます。 このほかにも大変多くのサイトが共有ライブラリを置いています。ソースファイルの状態で入手した場合には、別途コンパイルすることが必要です。
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