うちのプリメーラ (その8)

2003年秋のドライブ模様を掲載していきます。それにしても、距離延びてるなぁ。
大弛峠

大弛峠にて (山梨県牧丘町) (2003.10)

大弛峠(おおだるみとうげ)は、山梨県牧丘町と長野県川上村の間に位置しています。山梨の東側から長野県へ入るためのルートでもあります。ここを通る川上牧丘林道は、峠を越えるところで標高2360メートルにも達します。これは日本の道路でも3番目の高さ、一般車が通る道路では、富士山新五合目に次いで2位という高い道路です。
長野県側の道路はまだ未舗装ですが、山梨県側の道路はごく一部に未舗装区間が残るものの、ほぼ全面舗装されており、こちら側からならプリメーラワゴンでも問題なく行くことができます。道幅が細い点に気をつけながら走ると、峠は10月はじめだというのに紅葉。一足先に秋を満喫することができました。

芸濃SA

伊勢自動車道・芸濃SAにて (三重県芸濃町) (2003.10)

これは南紀方面へ向かう途中のひとコマ。朝早く名古屋を出て、伊勢湾岸道、東名阪道、伊勢道と走ってきて、ちょっと一休みです。
伊勢道は、松坂あたりまではゆったりとした丘陵地帯を走ります。そんな中にあるこのサービスエリアは、休む人たちまでゆったりしそうな雰囲気です。
けっこう決まってるでしょ?

荷坂峠

荷坂峠から南紀の海を望む (三重県紀伊長島町) (2003.10)

伊勢道を勢和多気ICで下りると、南紀への道は国道42号です。やや緩い山の中の快適な幹線国道を走っていくと、やがて峠道に入ってきます。「ここから南紀」という、荷坂峠です。
峠のトンネルを抜け、幹線国道にしてはきつい山道を下りていくと、展望台があります。そこからの南紀の風景を撮ってみました。熊野古道のルートでもあるこの峠からの海の眺めを、昔の旅人も眺めたのでしょうか?
プリメーラワゴンは、いよいよ南紀へと入っていきます。

熊野の海へ

熊野の海へ (三重県熊野市) (2003.10)

鬼ヶ城」という景勝地への入り口で車を止めて、海の方を眺めてみます。南紀の海は、熊野灘に直接面しているところは荒々しく、入江に囲まれている内海(うちうみ)は穏やかな風景になります。
鬼ヶ城の荒々しい風景と波を眺めてきた後ですと、この穏やかな海の風景は、ほっと一息つきたくなります。
この鬼ヶ城の裏を抜けて、国道42号のトンネルが走っています。これを南へ抜けると、熊野市へと入っていきます。

獅子岩

獅子岩 (三重県熊野市) (2003.10)

車の後ろ、写真でいうと右上のあたりに、海に向かって吠えている獅子のような岩が見えますね。これが「獅子岩」です。
熊野の市街から海に向けて歩いても15分くらいでしょうか。海沿いを走る国道42号の脇にぽってりとした岩があり、そこから海に向けて突き出しているのがこの岩。世の中に「○○岩」というのはいろいろありますが、これは本当にライオンにそっくりですよね。

七里御浜

七里御浜の脇で (三重県御浜町) (2003.10)

熊野を過ぎると、それまでの荒々しく入り組んだ海岸の風景は一転し、直線に延びる穏やかな海岸の風景が広がります。熊野から新宮まで続くこの海岸を「七里御浜」(しちりみはま)といいます。七里というくらいで、大体30kmくらいでしょうか。
国道42号が海岸沿いを走る御浜町のスポットで、熊野方向を眺めて撮影してみました。海の青と空の青、海岸の白(というか灰白色)とプリメーラの灰色、別にそれほど意図して撮ったわけではないのですが、なかなかのコントラストに思えます。

七里御浜

熊野速玉神社 (和歌山県新宮市) (2003.10)

熊野川を渡ると、和歌山県新宮市です。本当にちょっとだけ和歌山県を走ってみましたが、これで最南端記録更新ですね(笑)。和歌山県に入ってすぐのところにある、熊野速玉神社に寄ってみることにしました。写真では強引に神社の入り口に突っ込んでいるようにみえますが、この右の道を行くとちゃんと駐車場がありまして、そこに車を停めてお参りしてきました。
七里御浜

二木島漁港・秋の日差し (三重県熊野市) (2003.10)

帰りは行きと違って、海沿いを走ることにしました。熊野から尾鷲にかけては入り組んだ静かな入り江を利用した漁港が続くのですが、この漁港を結んでいる道路が国道311号です。整備が進められてはいるのですが、時折、路地裏と見間違えるような細い道があったり、漁港の家の目の前をすり抜けていくようなルートもあります。つい最近、熊野から尾鷲までが全通し、ルートとして使えるようになりました。
国道311号でも、楯ヶ崎という景勝地へ向かう途中の二木島漁港付近は、変化に富んだ漁港の風景を見下ろせる、格好のドライブルートです。そんな中で、秋の風情を感じさせる1枚を撮ってみました。ゆったりとした日差しのもと、のんびりした漁港の風景と、プリメーラワゴンのスタイリッシュな姿がとてもよくマッチしています。


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