ISISのセットアップ

概要

ISISをシステムにインストールできたら、今度は自分の環境でISISを使用できるように、設定ファイルを書き換える必要があります。
書き換える設定ファイルはお使いのシェルによって違います。Bシェル系とCシェル系では異なりますので、ご注意下さい。

設定ファイルの書き換え

・Cシェル系(csh, tcsh)
書き換える設定ファイルは、cshの場合.cshrc、tcshの場合には.tcshrcまたは.cshrcです。また、.loginファイルでも設定はできますが、ネットワークでの使用などを考え、できれば.cshrcなどで設定しておくことをお薦めします。
エディタなどで、これらのファイルに次の文を付け加えます。

setenv ISISR /usr/local/isisr
setenv ISISDATA /usr/local/isisr/data
setenv TAE /usr/local/tae
source $ISISR/sys/csh/isispgmdef
source $TAE/bin/csh/taesetup
source $TAE/bin/csh/taesetupclassic
set path=( $path $TAEBIN )
alias tae taetm

上の設定ファイルは、ISISを/usr/local/isisrに、TAEを/usr/local/taeにインストールした場合です。別のディレクトリにインストールした場合には、環境変数ISISR及びTAEをそれぞれのディレクトリに変更する必要があります。
また、IDL(画像表示などを行う商用パッケージ)をインストールしてある場合には、次の2行を設定ファイルに書き加えてください。

setenv ISISIDL /usr/local/isisr/exe/idl4
setenv ISISHELP /usr/local/isisr/exe/idl4

・Bシェル系(sh, ksh, bash)
書き換える設定ファイルは、shの場合.profile、kshの場合には.kshrc、bashの場合には.bashrcです。また、.loginファイルでも設定はできますが、ネットワークでの使用などを考え、できれば.cshrcなどで設定しておくことをお薦めします。
エディタなどで、これらのファイルに次の文を付け加えます。

ISISR=/usr/local/isisr
export ISISR
ISISDATA=/usr/local/isisr/data
export ISISDATA
TAE=/usr/local/tae
export TAE
. $ISISR/sys/sh/isispgmdef
. $TAE/bin/sh/taesetup
. $TAE/bin/sh/taesetupclassic
PATH=${PATH}:$TAEBIN

上の設定ファイルは、ISISを/usr/local/isisrに、TAEを/usr/local/taeにインストールした場合です。別のディレクトリにインストールした場合には、変数ISISR及びTAEをそれぞれのディレクトリに変更する必要があります。
また、IDL(画像表示などを行う商用パッケージ)をインストールしてある場合には、次の4行を設定ファイルに書き加えてください。

ISISIDL=/usr/local/isisr/exe/idl4
export ISISIDL
ISISHELP=/usr/local/isisr/exe/idl4
export ISISHELP

全て終了

以上で、ISIS導入の手続きは全て終了です。
いったんログアウトして、再度ログアウト後、コマンドラインからtaeまたはtaetmと入力してみてください。TAEが起動し、そのプロンプトが表示されたら、ISISのインストールは成功です。

ISISをインストールする ISISをインストールする


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