うちのプリメーラ (その3)

2002年5月、東北に出かけたときの写真を特集してみました。
北茨城・花園渓谷にて

北茨城・花園渓谷にて (2002.5)

常磐道・北茨城ICから山の中へ入っていくと、花園渓谷に着きます。北関東のいちばん北。関東地方のいちばん北にあたります。新緑の美しさ、写真から伝わってきますでしょうか。一山越えると福島県、東北地方なのですが、ここから細い道を伝っていくと、いつの間にか福島になっていました。なだらかな山が続く阿武隈の景色も、またいいものですよ。
福島・あぶくま洞

福島・あぶくま洞の前で (2002.5)

その阿武隈山地の真っ只中、福島県・滝根町に、あぶくま洞という鍾乳洞があります。車の後ろにみえる白い壁は石灰岩の岩肌です。車は、鍾乳洞の正面にある、星の村天文台の駐車場に停めてあります…それでぴんときた方、なかなか鋭い。
この滝根町は、日本人初の宇宙飛行士、秋山豊寛さんが住んでいらっしゃるところ。この「星の村」の名誉村長でもあります。
あぶくま洞へ行くには、磐越道から行けば東京から3時間弱で着くはずなのですが、我々のように国道349号を延々と上がってくると、すごい時間がかかります。ご注意あれ。

霊山(その1)

霊山を背景に(その1) (2002.5)

さらに性懲りもなく国道349号を北上し続けますと、福島県北部の名峰、霊山(りょうぜん)に着きます。その名の通り、滋覚大師が9世紀に開山し、昔から霊峰として崇められてきた山です。確かにこの姿をみると、何か霊験あらたかな感じを受けますよね。
この霊山には車で登る道はなく、いちばん近いのは、国道115号から入る、霊山こどもの村の駐車場になります。この写真は、もうちょっと上にあるりょうぜん紅彩館の駐車場まで行って撮ったものです。本当に霊山が目の前に迫っていて、写真のフレームに車と霊山を収めるのが精一杯です。

霊山(その2)

霊山を背景に(その2)。今度は別の角度から。(2002.5)

今度は、上の写真から数km離れた、霊山の西側からアプローチしてみました。もっと霊山が間近にみえる場所を探して走り回り、結局、県道31号(主要地方道浪江国見線)が霊山の手前で途切れるところまで走りました。そこでの1枚。
西側からですとここが車での限界です。あとは山登りしかありません。上の写真からするとかえって遠くなってしまったようですが、それでも、霊山の岩山と空の色とのコントラストが素敵です。

金華山(その1)

金華山と八重桜(その1) (2002.5)

1日めはずっと山ばかりを連ねて走っていましたが、翌日は一転して海へ。牝鹿半島を南下して、金華山へと向かいました。行きは牡鹿コバルトラインではなくて、海沿いの道を南へ。カーブを曲がるたびに海が見えたり山になったり、変化に富む風景は、運転席にいる私も思わず先を楽しんでしまうくらい、眺めのいいドライブでした。終着点の半島最南端、鮎川の街を過ぎると、金華山が遠くにみえる、眺めのいい駐車場に着きました。その、八重桜の下で撮影した1枚です。
金華山(その2)

もっと八重桜(その2) (2002.5)

同じ角度ですが、あまりに美しかったのでもう1枚。何とか八重桜の全景を入れようと思ったのですが…だめでした。
牡鹿コバルトライン

日が傾きかけた牡鹿コバルトラインの駐車場にて (2002.5)

帰りは、半島の真ん中を突っ切る牡鹿コバルトラインを北上。尾根筋に沿って走る道は、カーブの具合によって太平洋側が見えたり、石巻側が見えたりと、これまた多彩な風景で、ドライブが楽しくなります。風景がよいところが多いのですが、駐車場が意外に少ないのが難点。これは、そんな中でも、太平洋側と石巻側を望める駐車場での小休止。写真の向こう側の海は、石巻側です。

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