うちのプリメーラ (その4)

P10での最後のドライブ特集です。
旧中津川林道(その1)

旧中津川林道(埼玉県・大滝村) (2002.9)

この日はすごい雨になりました。こんな日に、未舗装の林道をプリメーラで走ってしまおうというのですから、無謀といえば無謀です。
中津川集落を過ぎると、道はダートになります。その途中で、岩がむき出しのトンネルに出会いました。雨宿りを兼ねて記念撮影です。
この道路、以前のドライブで冬期閉鎖のため、長野県へと抜けられませんでした。最後のドライブではぜひ挑んでみたい、と思っていたのです。

旧中津川林道(その2)

旧中津川林道(埼玉県・大滝村) (2002.9)

先ほどのトンネルを後ろから撮影してみました。
この道路は、埼玉県と長野県を結ぶ唯一の道路です。関東からいきなり中部地方へ抜けるというシチュエーションにあこがれて、一度この道を通ってみたいと思っていました。
古くは中津川林道として有名ですが、現在では大滝村の村道(17号線)となっています。ダートではありますが路面は比較的しっかりしていて、気をつけて走れば普通の車でも問題なく走れます。ただ、距離が長いので、長時間にわたって神経を使う運転をしなければならないことと、山頂付近は道が若干荒れている点だけには気をつけた方がよいでしょう。
いずれにしても、大雨でしたがダートドライブを堪能できました。ちょっと恐かったけど。

三国峠(その1)

三国峠 (2002.9)

埼玉県と長野県を分ける境、三国峠です。看板をみると標高は1828mと書いてあります。随分高いところまで上ってしまったんですね…。
9月だというのに、雨も加わって、寒さもひとしおです。大雨のダートを抜け、ここまで走りきったという安心感で、本当にほっとしました。今度は晴れた日に走ってみたいものです。

三国峠(その2)

三国峠。別の角度から撮影してみました。(2002.9)

後ろの看板にはこう書いてあります。
まぁ、かなりの雨だけど走ってきちゃいましたが、なにしろガードレールなしのダートです。走行には十分お気をつけて。

信州へのゲートウェイ

信州への道 (2002.9)

上の写真を撮った場所から180度後ろを振り返ると、いよいよ、信州への入り口が見えてきます。この切り通しを抜ければ、埼玉県から長野県へ入ります。
三国峠(長野県側)

三国峠(長野県側) (2002.9)

長野県側の三国峠です。
長野県側の道路は完全舗装です。集落までは1車線、下の集落(梓山)から国道141号まではほぼ2車線の快適なドライブコースです。
看板は汚れていますが、紛れもなくここは長野県。さっきまで埼玉だったのに、あっという間に長野県です。私にとっては、長野というと「すごく遠くまで来た」という印象があるので、非常に感慨深いですね。

小海駅

小海線・小海駅にて (2002.9)

野辺山へ出てからは国道141号を北上します。途中、小海駅へ立ち寄ってみました。
小海線は、山の中を走っているのに、なぜか「海」という名称がつきます。このあたりの地名にも「海ノ口」「小海」など、なぜか海の字がついたものが目立ちます。なにか海とのつながりがあったのでしょうか。
小海駅は、山の中のこじんまりとした駅でした。山の中を抜けてきて、ちょっと一息、というところでしょうか。

十石峠

十石峠 (2002.9)

佐久町で国道141号から国道299号に入り、再び山の中に分け入ります。長野県と群馬県の県境が、十石峠です。
後ろにみえる建物は展望塔です。やはり天気が悪く、霧のかかった山頂では、展望どころではありませんでした。
ここから群馬県側に下りていくと、上野村に着きます。日航機が墜落した現場である御巣鷹山は、ここからもう少し南側にあたります。確かにものすごい山の中です。
国道299号線は、ここから先ダートロードになりますが、現在(2002.9)は改修工事中のようで通行止め。林道を通っていきましたが、こちらは完全舗装されていて、それなりに走りやすい道でした。カーブはすごく多いですが。

最後の距離計

最後の距離計 (2002.9)

こうして最後のドライブを終えた、我が家のP10プリメーラの最後の距離計の写真です。
総走行距離116304km。本当によく走ってくれたものだと思います。おつかれさまでした。
いろいろな思い出を残して、P10プリメーラは次の、P12プリメーラワゴンへと、引き継がれていきました。


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