JTV2世代め

2000年7月より稼働を開始した、うちのデスクトップです。
といっても、中味しか変わっていないので、外観はそのままだったりしますが。
2005年2月まで活躍しました。

新デスクトップ機
内容品名
名称 Gateway 2000 P5-133改
CPU Intel PentiumIII 700MHz
マザーボード ABIT SE6
電源 300W電源
メモリ 384MB
DVD-ROM/CD-R/CD-RWドライブ PLEXTOR PX-320A
サウンド 内蔵 Codec
SCSIボード IO DATA SC-UPCIN
ビデオカード 内蔵
内蔵HDD IBM IC35L120AVVA07-0 (120GB)
Quantum Fireball 7.6EL (7.6GB)
Seagate STN32140 (2GB)
ディスプレイ Gateway 2000 VIVITRON 15
スピーカ SONY SRS-Z750
外付けHDD MELCO DSC-1024S
モデム 内蔵型56Kモデム
ネットワーク 2枚(100Mbps)
MO Logitec LMO-D230SK
プリンタ Canon BJ F850 upgraded

コメント!!

名称
4年間使い続けてきたP5-133のマザーボードを取り替えて、新しいマシンとして再生させました。さすがGateway、ちゃんとATXフォームファクターでマザーボードを作っていて、SE6もきっかりとセットできました。

CPU
とりあえず最新のFP-PGAタイプのPentium IIIです(でも100MHzなのね)。かつてのPentiumの133MHzと比べると5倍程度の速度差が出ています。圧倒的な速度差です。でも、そろそろGHz台のPentium IIIに買い換えかなぁ?

マザーボード
オーバークロッカー御用達の?ABITのマザーボードです。それも、Ultra ATA/100対応のi815E搭載です。しかし、昔からのマシンから周辺装置を受け継いでいるために、今のところは最高性能を発揮させているとはいえませんね。ま、ゆっくりと整備していきましょう。

電源
旧マシンのマザーボードを換装して、Pentium IIIが稼働し始めても、マシンが全然安定しません。すぐにエクスプローラーが異常終了したり、うんともすんともいわなくなったり、レジストリエラーが頻発したり…。
仕方なく箱を再度開けてみると、どうやら電源容量が180Wしかないことが気になりました。内蔵機器も多いことですので、300Wくらいまで電源を上げてみることにしました。これまたかっちりと換装ができ、マシンもずいぶん安定してきました。

メモリ
まずは前のマシンと同じ、128MBから始めることにしました。しかし、やはりマルチメディア系のアプリケーションなどを動かしはじめると、何となく不足を感じるようになってきました。
マザーボードには幸い、3つのソケットが装備されていましたので、1つ128MBのモジュールを買い、あとPC133に乗り換えた友人からPC100の128MBモジュールを譲ってもらって、現在では384MBまで拡張してあります。さすがにこれで容量が足りないということはなくなりましたが、世の中、DDR SRAMだのRIMMだのと高速メモリで騒いでいますよね。何となく耳が動き始めたりして…

CD-ROMドライブ
2002年7月に投入された、周辺装置の中ではもっとも新しいものです。それまでは、Toshiba XA-5602B(1996.7〜1998.1、8倍速)、MITSUMI FX120T(1998.1〜2002.7、12倍速)と、ずっとCD-ROMでした。しかし、デジカメを買ってから増え続けるデータや、将来的なことも考えて、DVD-ROMとCD-R/RWの複合ドライブに切り替えることにしました。
DVD-R/RWは、まだお金もないし、動画もやらないし…ということで、やや中間的な解決策になってしまったような気がしないでもありませんが。

サウンドカード
SoundBlaster 16から、チップセット内蔵Codecにかわりまして、ISAバスともお別れとなりました。

SCSIボード
以前使っていたSCSIボードは、メルコのIFC-VPというものです。ハードディスクドライブにくっついてきたSCSI-2ボードでした。ところが、OSをWindows 2000に変えた途端、外付けのハードディスクがリムーバブルメディアになるという不具合が発生。いろいろ調べてみたところ、このSCSIボードが古いために、ACPI規格に対応していないということが分かってきました。
ま、これからはUSB 2.0とかIEEE 1394の時代だから、SCSIはとりあえず現行の機械を生かせればいいや、というかなり大胆なコンセプトの下に、いちばん安くて稼働しそうなやつ、ということで買ってきたのがこのボードです。
もちろん、買い換え後はうそのように問題はなくなり、以前と同様に外付けのHDDなどを利用できています。

ビデオカード
しばらくは、Linuxの互換性のために昔のATI Mach 64 CTをPCIバスに装着して、使ってみました。基本的には使えるのですが、あまり安定しているような感じがせず、Linuxでi815Eチップの内蔵グラフィック機能がサポートされていることもわかったので、今はこちらを使っています。ただ、面白いことに、Mach 64を使っていたときより、若干マシン全体のパフォーマンスが落ちたようです(数%くらいですが…)。
多少でも性能を上げるために、メルコの4MBグラフィックキャッシュを搭載してみることにしました。別に3Dゲームなどはしないのですが、それでも、画面の書き換えのスピードは上がったように思います。また、それまで結構出ていた、画面上のノイズなどが消えました。3,000円でのパフォーマンス向上としては、いいかもしれません。

内蔵HDD
最初は2GBのHDDを、Windows95とLinuxで半分ずつ分けて使っていました。しかし、さすがにWindowsもLinux側もディスクが不足してきたため、98年12月に7.6GBのディスクを追加増設しました。
しかし、やはり容量の不足が目に見えてきたこともありまして、思い切って当時(2000年12月)最大の容量を誇った、Maxtorの80GBディスクを買ってきました。
最初は、Windowsが抱えるfdiskの問題(64GB以上のドライブをfdiskでパーティション分割しようとすると、そのドライブの容量−64GBのディスクとしてしか認識してくれない)のため、Windows上では16GBのディスクになるところでしたが、そこはなんとか回避しました。
現在では、この80GBのドライブはほぼ半々に分けて、それぞれWindowsとLinux用に使用しています。7.6GBのディスクはLinuxの起動用(プライマリのスレーブ)、2GBのディスクはセカンダリのスレーブとして、Solaris 8がインストールされているという状態です。
ディスク容量は90GBを越えているので、これだけでもディスク長者の気分なのですが、次に考えているのは、2GBのドライブを80GB以上のドライブに置き換えることだったりします。

ディスプレイ
17インチも検討したのですが、設置場所の問題から、15インチにしてしまいました。Vivitronといっていますが中味はほとんどCPD-SF15(=ソニーのディスプレイ)です。つまりトリニトロンというわけです。やっぱり見やすいですね。15インチで1024×768×16bppという画面構成にしていますが、全く苦に感じません。さすがトリニトロン。


スピーカー(ディスプレイ横)
最初にCD-ROMを差し込んで出て来た音が、あまりにも(まるで本物のCDプレーヤーから出て来たような)クリアな音質だったので、感動してしまいました。以来、私のパソコンのCD-ROMドライブはCDプレーヤーとしての用途が半分くらいを占めるようになってしまいました。そして、スピーカーは結果として大活躍してくれています。
ケーブル不良がだんだん深刻化してきたのと、より音質がよいスピーカーが欲しいのとが重なって、思い切ってスピーカーを買い換えることにしました。今のスピーカーはもちろんそれほど高いものではありませんが、日常用途には十分よい音質で鳴り響いてくれています。

外付けHDD
1995年12月に購入した、1GBのSCSI-2型HDDです。買ってきてまず繋いだのが、当時我が家にあった借り物のMac(LC-630)でした。これまた借り物のフォーマッタを使って、まずは難無く繋げることができました。
次につないだのが、もうはるかに時代遅れのPC-386LSでした。DOS6.2で何とか使っていましたが、当然Windowsなんて夢の話でした。
そしてGatewayのP5-133に移って、外付けディスクとして主にデータ収納用として使われるようになって現在に至っています。ところが1997年9月になって突然ディスククラッシュをしてしまい、1ヶ月入院することになってしまいました。帰ってきてみると、1GBだったディスクは1.2GBに変身していました。かくして、このハードディスクは特注仕様のDSC-1024に生まれ変わりました。
現在のマシンを4台めと数えるとするなら、このハードディスクは4台のマシンに仕えたことになりますね。稼働率の高さの割には、今のところ正常に動いています。ただ、そろそろお歳なので、いつクラッシュするか、内心はらはらしています。

モデム
最初のモデムは、OMRON MA2814という28.8Kbpsのモデムでした。ISDNにきり変えてからはNECのAterm ITX80になり、さらに今はCATV接続のため、モデムは全くといっていいほど使わなくなりました。このモデムは非常用、そしてFAX用です。
モデムは、省スペースと省電源コンセントの目的のため、内蔵型に切り替えることにしました。某ソ●マ●プで1980円で売られていたものです。チップはAmbient(現Intel)のもののようで、典型的なWinモデムです。Linux対応をどうしよう…。
MA2814は、外付けHDDと同じく、4台のマシンに仕えています。1995年の12月に購入したのですが,そのときに唯一、2万円を切る価格設定だったこのモデムを買ってきました。確かに大変無骨なデザインで、本当にちゃんと接続できるのかどうか心配は心配でしたが、結局、Mac、PC-98、Win95と、それぞれでちゃんと働いてくれました。
2000年5月からはISDN(Aterm ITX80)に変わりましたが、これもブロードバンドの流れに乗って、2001年11月にCATVにその役目を代わりました。

ネットワーク
CATV接続用の「外向き」ネットワークと、内部接続用の「内向き」ネットワークの2種類のため、カードは2枚挿入されています。最近はネットワークカードはめちゃくちゃ安くなって、…というよりは、マザーボードやPC内蔵のものが当たり前になってきましたよね。時代を感じます。
カードは両方とも、100Base-TX対応です。もちろん両方ともLinux対応。PLANEXのカードは、中のチップがRealtekのRTL8139という、おなじみのものです(おなじみということは、安いカードしか買っていないことがばればれ)。

MO
1997年の8月から投入された、内蔵型の230MBタイプのMOです(本体5インチファイルベイの最上部)。内蔵型がいいかどうかは議論があるところだと思いますが、家庭用には内蔵がいいのではないかというのが私の意見です。というのは、
  • 電源コンセントの数を節約できる。
  • スペースをとらない。
  • 配線がすっきりする。
などという特徴があるからです。もし、IBM-PC系でずっとやっていくという気ならば、周辺機器は内蔵型を私はぜひともお薦めします。

プリンタ
最初は、確か1992年に買った、Star JJ-100というプリンタでした。もともとは前使っていたPC-9801N(!!)のために買ったプリンタで、いわゆるノートサイズのプリンタです(BJ-10のOEMってやつですね)。デスクトップマシンにつないでも使っていましたが、持ち出して使うことができるなど、それなりに重宝してきました。
しかしさすがに年数が経ってきて、紙送り機構などがおかしくなり始めていますし、カラー印刷やオートシートフィーダなどがやはりあると便利だと思い始めまして、1999年12月に、Canon BJ F850を購入しました。
さすがにきれいですね。普通紙に印刷しても見栄えのよい印刷ができますし、スピードも速いため、仕事にも十分使えます。2002年5月には、新しいタイプのインクに対応できるようにアップグレードしました。


現在のマシンのスペックへ >>


JTV的電脳生活トップへ