画像解析ツール - GCC (GNU C Compiler)

厳密な意味では画像解析ツールとはいえないが、画像解析用のツールを自作する場合にはどうしても必要となるCコンパイラである。
画像解析の過程では、画像フォーマットの変換などでどうしてもちょっとしたプログラムを作る必要が出てくる。このようなときには、もちろんUNIXならばシステムに付属してくるCコンパイラでもよい。しかし最近のUNIXシステムにはコンパイラが付属してこないケースもあり、また性能の面からみて劣っているものもある。
gccは、GNUプロジェクトにより開発されたCコンパイラであり、無料で入手することができる。gccを使うことにより得られる利点は次のようなものもある。 一方で、次のような問題点も考えられる。 これらの問題点があるにしても、もし何かツールを作ろうという場合には大変有用であるには違いない。
gccは現在、UNIX用がソースファイルパッケージとして配布されているほか、Windows95/NT用(Win32用)がCygnus社から配布されている(日本法人である日本シグナスソリューションズのホームページはこちら)。特に、Win32用はベータ版ではあるものの、UNIXにおけるgccの機能をほぼ全て移植してあるため、Windows95/NT上でコマンドラインベースのプログラムを作る分には極めて役に立つ。
gcc(UNIX用)の入手
gcc(Win32用)の入手


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