うちのプリメーラ (その16)
引き続き、2005年春の東北へのチャレンジの模様をお送りします。秋田から岩手、そしてプリメーラ最北となる八戸へ。また、長野へのドライブの模様もお送りします。
田沢湖畔 (秋田県田沢湖町=現・仙北市) (2005.5)
峠を越えて到着したのが田沢湖。ともかく、湖を一周する道路を回りながら、撮影場所を探します。で、みつけたのがここ。水深400メートルを超す湖だけあって、澄んだエメラルドの水が印象的です。
田沢湖畔・辰子姫の像 (秋田県田沢湖町=現・仙北市) (2005.5)
田沢湖の主、辰子姫の像です。湖のすぐ脇(本当に湖岸)に建てられているので、車と一緒に写そうとすると、駐車場からこんなショットになってしまいます。あとでとある記事を見て驚いたのですが、田沢湖と八戸の蕪島は、伝説で結びついているんですね。車で回っていた当時は、まったくそんなことなど考えていませんでしたが。
八幡平・雪の壁 (秋田県田沢湖町=現・仙北市) (2005.5)
田沢湖から国道341号線を北上し、玉川温泉へ。一風呂浴びたあと、ドライブを続けて、八幡平アスピーテラインへ(今は無料になっています)。その途中で、ものすごい雪の壁をみつけました。車と比較してみるとその壁の高さがよく分かりますね。ゴールデンウィークに合わせて開通させた、というのがよく分かるようです。
その反対側から山々を望む (秋田県田沢湖町=現・仙北市) (2005.5)
視点を180度ひっくり返してみました。奥羽山地の山々が遠望できます。まだ山は雪をかぶっていて、冬の装いのままですが、平地は春。東北のゴールデンウィークは、冬と春が同居しているんですね。
夕闇の姫神山を背景に (岩手県玉山村=現・盛岡市) (2005.5)
冬の八幡平を走りぬけ、岩手県側へと再び抜けました。ちょっと時間があったので、北岩手の名山、姫神山を眺めながらドライブ(多分、走ったのは農道じゃないかと思うのですが)。残念ながら姫神山自体に車で登る道はありませんでしたが、遠望するだけでも、この特徴ある山の形、よく分かります。私も実は、「姫神」が好きなんです。
本八戸駅 (青森県八戸市) (2005.5)
3日めは、一旦なぜか盛岡から東へと走ったあと、途中で向きを変えて北上、九戸ICから八戸自動車道で一気に八戸…青森県を目指します。プリメーラにとっても初体験、最北の地の八戸ということで、まずは記念写真の本八戸駅。八戸駅よりもより街中にあって、客気が伝わってきますが、お休みの日ということで、それほどにぎやかという感じではありませんでした。
蕪島 (青森県八戸市) (2005.5)
八戸に来たらやはり寄らなければいけない場所としては、ウミネコの島、蕪島(かぶしま)。市内からそれほど遠くないところにあります。確かにすごい数のウミネコ。鳴き声もすごいですが、鳥の飛び交い方はまた半端じゃありません。ウミネコの糞がボディにつくのが気になってしまって、早々に立ち去ってしまいました。実際には歩いて回る遊歩道などもあって、傘を持ってくれば安心して歩けたのかも知れません。
小海線・JR最高地点 (長野県南牧村) (2005.5)
さて場所はがらりと変わりまして、今度は長野県をドライブ。まずはJR小海線にある、JR最高地点(標高1375メートル)へ。近くには野辺山駅、そして国立天文台野辺山宇宙電波観測所/太陽電波観測所があります。仕事上当然ここまで来たら立ち寄らざるを得ませんね。
春の麦草峠 (長野県小海町) (2005.5)
野辺山から国道141号を北上。途中、佐久穂町で国道299号線へと折れ、蓼科方向を目指します。道は次第にカーブがきつくなり、峠道となってきます。標高が高くなるにつれ、両側に雪が目立つようになり、やがて最高地点の麦草峠(標高2127メートル)に到着です。国道では、292号線の渋峠(2172メートル)に次いで第2位の高さを誇ります。ここもゴールデンウィークに合わせて開通したばかりで、雪の壁が目立ちます。
白樺湖から蓼科山を望む (長野県茅野市) (2005.5)
国道299号から脇道へそれ、無料開放された蓼科ビーナスラインを美ヶ原方面へと向かいます。途中、ちょうどいい休憩スポットになっているのが白樺湖。池の平ホテルはものすごく混んでいたので、別のホテルで一服。おいしい信州そばをいただきました。
駐車場からは、険しい山容の火山、蓼科山が一望できます。この後私たちは蓼科山を後にして、美ヶ原へと車を進めたのでした。