うちのプリメーラ (その18)
四国・徳島を目指すパワードライブの後半戦。いよいよ四国上陸です。
和歌山城 (和歌山県和歌山市) (2006.5)
紀州の名城和歌山城。でも車と一緒に収めようとすると、意外といいアングルがなくて苦労します。このときも交差点に停車している一瞬の隙をついての撮影です(危ないって)。奈良からは南阪奈道路→阪和自動車道経由で移動しました。国道24号をとろとろと走るのが理想でしたが、フェリーの時間があったもので、安全策をとりました。
和歌の浦 (和歌山県和歌山市) (2006.5)
フェリーの乗船時刻までにちょっと間があったので、市内をドライブ。やはり、海がきれいな道を走るのがいいということで、和歌の浦沿いの道へと車を進めました。ここは和歌の浦の中心地とはちょっと離れていますが、海の光景が美しい場所です。市内からすぐにこういうところに来られる環境というのはうらやましいですね。
フェリーの乗船待ち (和歌山県和歌山市) (2006.5)
さて、いよいよフェリーです。和歌山−徳島間は南海フェリーが結んでいます。ちょうど車の後ろにみえている船がそうです。車を運ぶだけではなく、大阪−徳島の重要な交通ルートでもあります。車もかなりいっぱいでした。
いよいよ四国上陸 (徳島県徳島市) (2006.5)
フェリーで約2時間、徳島港へ到着です。フェリーの前の部分が開いて、車が次々に出てきます。いよいよプリメーラが四国の地を走ります。ちょっとあっけない感じもありましたが、はじめての「本州外への脱出」ですからね。
徳島中央公園 (徳島県徳島市) (2006.5)
さて、翌朝はあいにくの雨。車を傘代わりにして、市内散歩に出かけました。徳島といえばまず思い浮かぶのが眉山(びざん)ですが、ロープウェイで上まで登ったら下は一面の雲。いつもなら市街の風景が一望できるらしいのですが、結局雲を見にきたようなものでした。そこで、徳島中央公園へ。ちょうど市の中心部にある公園で、徳島城などがあるところ。徳島駅の裏手にあたります。
吉野川河川敷 (徳島県徳島市) (2006.5)
徳島といえば忘れてはならないのが、四国三郎、吉野川です。ただ、吉野川は市街からちょっと外れているので、少し北に向けて走ってやる必要があります。せっかくなので河川敷まで降りてみました。もう河口が近いので、海の波も多少入ってきているのでしょうか、水面が波立っています。川を挟んで、徳島の街が雨に煙っています。
淡路島水仙ライン (兵庫県南あわじ市) (2006.5)
鳴門からは大鳴門橋を渡り、淡路島へ。すぐのインターで高速を降りて、車は海沿いの道を進みます。通称「水仙ライン」と呼ばれているこの道路は、シーサイドのドライブコースとして結構有名だそうですが、この天気ではいまひとつ爽快なドライブという感じにはなりませんね。どんよりとした雲と鉛色の海ですから。まぁ、本来は水仙の時期に来るのが王道というものでしょうかね。
道の駅あわじ (兵庫県淡路市) (2006.5)
水仙ラインは淡路島の南部を洲本市まで結んでいます。洲本からは再び高速に乗り、また途中で下りて、今度は島の北岸を走ります。ちょうど阪神・淡路大震災を引き起こした野島断層に沿ったコースになります。島の北端は、和歌でも歌われている有名な松帆の浦。ちょうどその近くに「道の駅あわじ」があります。ここは実は明石海峡大橋のちょうど真下。写真に写っているコンクリートは、明石海峡大橋の橋脚です。
この後、明石海峡大橋を渡り、神戸→大阪→名阪国道→伊勢湾岸道→東名というルートで帰ってきました。さすがに徳島→東京は超ロングドライブでしたが、雨の中それでも風景を満喫できました。