うちのプリメーラ (その20)
P12の最後のドライブは、再び福島県へ戻り、喜多方を回ります。蔵の街、ラーメンの街で有名な観光都市、喜多方の街の風情に、プリメーラはどうマッチしているでしょう?
喜多方駅 (福島県喜多方市) (2007.5)
前のページと全く同じショットで撮影してみました。こちらは時期が春のせいか露出がちょうどよく、プリメーラも全身きれいに写りました。
喜多方駅は小さい駅ですが、観光地ということもあり、多くの人でにぎわっていました。聞けば、ここは以前から物産の集積地だったということで、駅が街の拠点になっているわけもよくわかりました。なお、街の中心地は、駅の北側に歩いていったところにあります。車だとちょっと近すぎ、歩くとちょっと遠いかもしれません。
甲斐本家座敷蔵 (福島県喜多方市) (2007.5)
蔵の街、喜多方でも有名な蔵が、この甲斐本家座敷蔵。甲斐家は醸造や製紙で財をなしたこの地域の大地主。まさに地域を代表するどっしりとした蔵です(といっても、蔵自身はこの壁の向こうです)。
この中では、さすが醸造などをしていたということもあり、お酒やおしょうゆなどが売られています。おしょうゆは自家製。なめると少し甘い感じがあり、一方でこくが感じられます。
甲斐本家座敷蔵 (福島県喜多方市) (2007.5)
もうちょっと全景が見えるように、前に進んで撮影したのがこの写真です。こちらはプリメーラも前から見えるようになっています。古い座敷蔵と最新のデザインの車の調和がなかなか面白いところです。
喜多方蔵座敷美術館 (福島県喜多方市) (2007.5)
こちらは市内のまん中にある新しくできた(らしい)美術館です。残念ながらこの日は休館(?)のようで中には入れなかった(入らなかった)のですが、さすが蔵の街、美術館も蔵の造りになっています。
蔵馬車 (福島県喜多方市) (2007.5)
観光都市・喜多方は、本来であれば車で回るよりは、もっとゆっくりした乗り物で巡る方が風情があってよいはずです。というわけで登場するのが、この蔵馬車。人が乗る部分も蔵の造りになっていますが、眺めがいい2階がお薦めだとか。1周約80分で市内を巡ります。
まぁ、こんな形で停車されたら、馬もちょっと迷惑だろうなぁ。
おたづき蔵通り・小原酒造 (福島県喜多方市) (2007.5)
蔵もみて、ラーメンも食べて、さて帰ろうかとしたときに、通りかかった道沿いにたくさんの蔵が並んでいるのを発見しました。「おたづき蔵通り」というこの通り、市街からは若干外側にあるため、駅から歩いてくるのは難しいのですが、上の写真の駅馬車もこの通りを経由するので、歩く場合は馬車を使うのもよいでしょう。
さてこの蔵は小原酒造さん。なんとお酒にモーツァルトを「聞かせて」味わい深いお酒をつくるという何ともびっくりのお店です。中の見学もできます。
このおたづき通り、昼もいいのですが、夜はまた絶妙にライトアップされた蔵が見事だとか。次回は夜に行ってみたいですね。
残雪の飯豊山系を望む (福島県喜多方市) (2007.5)
喜多方からの帰り道、北を振り返ると、まだ残雪をかぶった飯豊山がくっきりと見えていました。というわけで記念撮影。写真ですとはるか遠くにあるようにみえますが、人間の目でみるともっと山がくっきりと見えています。
そして、磐梯山 (福島県会津若松市) (2007.5)
そして、帰り道に通った道からみえた会津磐梯山。この日は本当に天気が良くて、くっきりと磐梯山を眺めることができました。プリメーラのラストドライブにふさわしい、すがすがしい山の景色が心に焼きつけられました。